ある日の夜の事。
私は部屋で軽くお酒を飲みながら、デリヘルのHPを観ていました。
20代前半のある女の子がなんとなく気になりました。
”どうしようかなぁ、、”
と思ったのも束の間、店に電話した私。
数時間後、彼女が部屋にやってきました。
20代前半にしては落ち着きのある女の子でした。
スタイルが良く、瞳はつぶらで肌は白く、綺麗な子でした。
笑うと年相応な感じでかわいい。
プレーを済ませ会話をしながら私は、
”なんだろうこの安心感は?”
年齢差を感じずに自然と会話しているこの不思議。
私はアラフォー、歳の差15。
彼女が帰り支度を始めました。
片づけをきちんとしている彼女。
私は若い彼女のその姿に感動すら覚えてしまいました。
”ちゃんとしてるなぁ。”
彼女がまさに部屋を出ようとしたその瞬間、
私は彼女にこう切り出しました。
「あのさ、もし良かったら連絡先交換してくれないかな?」
すると彼女は、
「えっ!?いいんですか?嬉しいです。」
と笑顔で応じてくれました。私はすかさず、
「あっ変なタイミングで連絡して迷惑かけたりしたくないから
俺からは連絡しないから。でも本音は今日の話の続きをしたいけどね!」
”話の続き”なんて別になかったのですが、単にまた話せたらいい、
そういう思いでした。
彼女は、
「わかりました(笑)」
そう言って部屋を出ていきました。
それから1週間ほどが過ぎた頃、
私はふと彼女が言っていたある言葉を思い出しました。
「ヒデさんって〇〇〇〇に似てますね!」
聞いたこともない名前を彼女が口にしていたのを
思い出した途端、それが気になってしょうがなかったのです。
芸人?俳優?スポーツ選手?
一体誰なんだ???
「俺からは連絡しない。」
そう言っていた自分ですが、結局、私から彼女にメールをしていました。
”〇〇〇〇って誰?”
このメールから想像もしなかった展開が一気に訪れるのです。
― 続く―