風俗と嬢と客と

風俗嬢と店外（天蓋）するにはやっぱり、金？

お気に入りの風俗嬢がいる男性なら、
一度くらいは、

「嬢と店の外で会ってみたいなぁ・・」

そう思った事があるのではないでしょうか？
内心ドキドキしながら勇気を振り絞って、
嬢を食事に誘うなどした男性もいると思います。
しかし、そんな思惑はあっさりと、

もっとお店に会いに来てくれたらね！
今は忙しいからまた今度ねっ！
お店のルールで、できないんだ・・ごめんね。
一緒に食事したいの？私、時間給高いよ〜！

などの曖昧なリアクションをされるか、
もしくは、キッパリと断られてしまう。
こうして、風俗嬢との店外デートの野望は、
あっけなく終わりを迎えることは、
珍しいことではなく、
むしろ、普通のことと言えるでしょう。
これは当然の結果だと思います。

風俗嬢という仕事は不特定多数の男性を
相手に性的サービスをするわけです。
風俗嬢は常にリスクに晒されながら働いている
と言っても過言ではありません。
それでも最低限、お店に守られているのです。
風俗店では、プレー料金、時間、場所など
基本ルールが設定されています。
つまり、普通にお店で働いているのであれば、

客と直接、料金交渉をせずに済むし、
いざという時、店から守ってもらえる。

というメリットがあるということです。
ですから、客と直接会うということは、
そのメリットを失うことになるわけです。

店外デートは風俗嬢にはリスクしかない

ということ。考えられるリスクとして、

・金を貰えなかった、言い値と違った
・約束していた時間よりも長く拘束された
・何処へ連れて行かれるかわからない不安
・知人などに見られる不安
・無理矢理中だしされる不安
・客が勘違いする（色恋沙汰）
・客が店外で会うことだけを求めるようになる

などが想定できます。
わざわざ危険な！？店外デートには応じずに、

普通に出勤していた方がよい

と、風俗嬢が感じるのも無理はないでしょう。
では、嬢が貴男に対し一定の信頼を感じていたら？

金銭条件次第では、店外可能か？

と思う客もいると思います。
しかし、風俗嬢は金で動くとは限りません。
私が仲良くさせていただいている嬢の話ですが、
とある常連客から、

月に３０万払うから愛人にならないか？

と話を持ちかけられたそうです。
しかし、彼女はこう即答したのです。

そのお金で、お店に遊びに来てね。

彼女は提示金額に不満があったワケではありません。
そうではなく、

常連客の愛人になることで、
自身が私物化されることに強烈な嫌悪感を抱いた。

というわけです。さらに彼女は、

愛人になったら毎日２４時間監視されているようで
気が休まらないし。普通に嫌だよ、そんなの。

と苦笑しながら私に話してくれました。
ちなみに、店外デートも断ったとの事。
私は彼女の話を聞きながら、

“彼はかなりの常連だった・・
店内とはいえ、嬢と過ごした時間はかなりのもの。
なのに、互いに気心知れた関係になってないの？“

そしてあることに気づきました。

“彼女は店内で接客するからこそ、
この常連客と仲良くできるんだ・・
９０分コースなら９０分経てば終わり。
この‘終わり’があるからこそ、
仲良く（我慢）できるんだ・・

ということに。
そして私はこのような結論に至ったのです。

風俗嬢が店外デートする決め手は、
金銭条件の良し悪しだけではないし、
店に通ってくれた回数でもない。

風俗嬢と店外デートすることは、
基本的には、難しいと言わざるを得ないでしょう。
しかし現実に、風俗嬢と店外デートを楽しむ客は
存在するのです。ということは、
客と店外デートする風俗嬢は間違いなく存在する、
ということでもあるのです。

この続きはまた後日アップします。