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【私の体験談】スナックで体験した“初めての・・”


ネコ太郎 様よりコメントいただきました。
ありがとうございます。(*^_^*)

【質問】
ひでさん、初めまして。
いつも楽しく拝見させていただいています。
ブログを読んで思ったのですが、
ひでさんが今まで経験されてきたなかで、
印象に残っていることがあれば
お聞かせ願えますでしょうか。
−質問End−

ご質問いただき色々と思い返していくと、
今でも強く印象に残っていることが
いくつかあるのですが・・

初めて女心を意識した時の話

をさせていただこうと思います。
それは私が社会人になった頃のこと。
上司や先輩方に連れられて毎日のように
キャバクラやスナックへ通っていた私。
特に入り浸ることとなったのは、
勤務先近くのスナックNだった。

当時、まだ若かった私は水商売の女性を、

私とは全く別の世界に住む人達

としか、思っていなかった。
スナックNは常時7人ほどの若く美人な子がいた。
今思えば、なぜあんなに美人が揃っていたのか、
不思議に思う。料金もとてもリーズナブルだった。
食べ、飲み、歌い、閉店まで4〜6千円。

私はいつも同僚とくだらない話をしては、
笑い転げたり歌を歌いまくったりしていて、
女の子達からは、

ねえ、男同士で何話して笑ってるの?

いつもバカ話してマジメな時ってあるの?

ひでひでバカじゃないの!
仕事辞めて芸人にでもなれば〜?


と呆れられるほどだった。
女の子の腰に手を回したり口説いたりなど
私の頭の中には一切なかった。
もちろん、時々は

今日の〇〇ちゃんの衣装、エロッ!

くらいは言ったことはあるが。
そんな私はいつの間にか、

≪女の子達の避難場所という存在≫

になってしまった。
お客の中には色々な意味で嫌な客も来る。
すると女の子達は、

ひでひで、お願い!隣に座らせて!

などと言っては私の席に逃げ込んできていた。
しかし最後には、ママに促されることになり、
ブツブツ言いながらその客の元へ移るのだが。
そういう嫌な客からのアフターを断るため、
私のところへ逃げてくることも多々あった。
今思えば、女の子達とエッチしようと思えば、
出来たかもしれない・・もったいない。

女の子の中でも印象に残っているのは3人。

・アキちゃん(仮名)
今ならテレビに出演していてもおかしくない、
それほどのちょっとした有名な子だった。
残念ながら誰かは言えないですが・・。
彼女がいるだけで店の空気が変わるほど、
華のある女性でした。お店のナンバーワン。
めちゃめちゃ可愛かったなぁ・・

・メグちゃん(仮名)
彼女は若いのに色気ムンムンだった。
豊満なバストとヒップが素晴らしい。
飯島直子に結構似ていた。
当時、世間では飯島直子が“癒し系”として
大人気の頃であったこともあり、
彼女が2番人気だったと思う。

・ミサちゃん(仮名)
彼女はスレンダーボディーで、
芸能人に例えると川口春奈が少し、
やさぐれた雰囲気というか・・。
彼女は3〜5番人気という感じ。


☆ 川口春奈 写真集「restart」(仮)


ナンバーワンのアキちゃんは、
とにかくオーラが凄く他の客も
見惚れてしまって固まってしまう、
みたいな。とにかく眩しかった。

ひでちゃん、ご飯食べたの?アラ、そう。
後で一緒にデュエットしようね。


なんて、まさに大人の女、みたいな。

2番人気のメグちゃんは明るい子。
互いによく冗談を言いあっていた。
偶然、街中で出会ったとしても、

あっ、ひでちゃ〜ん!

と気軽に声をかけてくれるような子だった。

ミサちゃんはあまり愛想のいい子ではなかった。
お客に気に入られようとするタイプではない。
煙草に火をつけたり、客がフルーツを頼んだ際も、
「アーン」して食べさせたりすることもない。
若干、近寄りがたい空気すら醸し出していた。
店でもあまり私の隣に座ることもなく、
座ったとしてもいつも気怠そうな感じ。

ミサちゃん、怖いからここ座るなよ!

とからかっても、

ん?何が?・・ふふ。

と、微笑む程度。逆にそこに独特の色気を感じた。
私がご飯を食べていても、

お腹空いてるの?

うん、だから食べてる。ミサちゃんは?

食べてないよ。

と言って、私が頼んだ定食を横から勝手につまむ。

あっ!おい、勝手に食うなよ!

ミサちゃんは私に見向きもせずに、

うん、美味しい。

ボソっと呟く。
水割りを作ってくれる時は、私の目を見つめ、

少し酔った?

と、これまた無愛想につぶやく。
私はそんな綺麗で個性的な女性がいるスナックNを
なんて楽しい場所なのだろう!と思っていた。
支払は毎回と言っていいほど上司の奢りだった。
(いい時代だったなぁ。)

店に通い始めて2年目の12月初旬。
私は相変わらず、呑み、歌い、楽しんでいた。
女の子を口説こうという気すらなく・・。
そんな或る日の昼休み。他部署の上司が、

「昨日、Nに行ったんだけどさ、
ミサちゃん、お前を好きなんだって。」


“えっ!?、ど、どういうこと???”

思わぬ言葉に私の心は動揺してしまった。
これを境に私はミサちゃんを少し意識するように。
以降、店に行くと自然とミサちゃんを探すように。

“今日はまだ出勤してないのか・・”
“あっ、いた!”

ミサちゃんを徐々に意識しはじめる私。
しかし、12月で飲み会シーズンでもある。
店内は混み合うようになり、
ミサちゃんが私に着くことはほぼなかった。
それでも時々、トイレへ行く際などに
すれ違うことがあった。

(ドンッ)

すれ違いざまにワザと肩をぶつけてくる。

痛っ!完全に骨折したわ!

ミサちゃんはニヤリと笑みを浮かべたまま
私をスルーした。

コラッ!かわいい顔してっ!

振り返り、微笑むミサちゃん。
彼女は私にちょっかいをだすようになった。
今でいうツンデレキャラだ。

上司や先輩が気付きにくいタイミングで、
私にワザと足をぶつけてきたりしては、

あっ、ゴメン。ぶつかっちゃった。

と小声で私をからかう。
そんなことを繰り返していれば当然、
すぐに先輩達の目に留まる。

ミサちゃん、最近お前によくイタズラしてるな。
珍しくね?好きなのかもな。


今思えば先輩の言うとおりだったと思う。
しかし当時の私には、それはあまりにも
都合のよい考え方だと思ったし、
なによりも水商売の女ということしか、
頭になかった。
嘘だと思う方もいるかもしれないが、
当時の私は、
“綺麗に咲いている花に触れてはいけない“
勝手にそう思っていた。

そしてXmasがやってきた。
年末で仕事も忙しく連日残業をしていた。
チラッと時計に目をやると夜10時だった。

“今日はもう仕事やめて明日にするか・・”

と思っていたら会社の電話がなった。
スナックNで呑んでいた先輩からだった。

まだ仕事してたか。とりあえずNに来いよ。


その一言で私は会社を出てNへ向かった。
店には先輩達が5人呑んでいた。
店の子達は確か3人いたと思う。
テーブルにはクリスマスケーキがあった。

“ミサちゃんは居ないのか・・”

少しガッカリした。テーブルの端に座り、
お疲れ様です!と水割りを一気に半分ほど
飲み干した私。

あ〜、旨い!でも、腹減ったぁ!
ケーキより飯食べたいんですけどっ!


とおどけていると、

ちょっと、そこどいて。

という言葉とともにミサちゃんが現れた。
白のファーなどを身に纏いこれぞクリスマス!
という女性らしいファッションだった。
私にどけ、と言いながらも隣に密着するように
座ってきたミサちゃん。
太もも、二の腕が触れるほど密着してきた。
普段と違う洋服とのギャップに思わず、

ミサちゃん・・かわいいね!

店に通い始めてから初めてミサちゃんを
素直に褒めた。

かわいい?へ、、へへへ。

ケーキを取り分け食べようとすると、

食べさせてあげる。

と言って食べさせてくれた。
今までと全く違う展開に私は照れながらも、

うん、美味しい。ミサちゃんも・・はい。

今度は私が食べさせた。

“ツンデレではない、この空気はなんだ?”

ここでふと気づく。
ミサちゃんの髪の香りに・・ほんのりと甘い香りがした。
完全にミサちゃんを意識したのだが、
私はいつもアホなことばかり言っていたので、
どうしていいのか判らずに混乱してしまった。

“言葉が出ない・・”

気の利いた言葉がどうしても浮かばず・・
そんな小心者な私がとった行動。
先輩から死角の位置でミサちゃんの手を握った。
するとミサちゃんは手を強く握りしめてきた。
調子に乗った私はほんの少しの時間だけ、
ミサちゃんの腰に手をまわした。
するとミサちゃんも不自然にならないよう、
微妙に私に寄りかかってきた。

しかし、私に出来たことはそれだけだった。
(この根性なしめっ!)

そのまま閉店時刻になり、私は何もできぬまま、
いつものように先輩達と店を出た。
そして、年が明けた。

それからもNには通い続けたが、
それから間もなく、会社が移転することとなった。

或る日、定時で仕事を上がり、
客どころか女の子すら出勤していない中、
私はNで晩飯の定食を食べていた。
食べ始めて間もなく、

あっ、ひでひで〜!

と言いながら入ってきたのは、
いつも笑顔を絶やさない明るいメグちゃん。
そのままスタッフルームへ消えていった。
それからまた少し経つと、

おつかれ〜。

ミサちゃんが出勤してきた。
そしてそのまま私の正面に座った。
いつかのように私の定食を勝手につまみ、
静かに口を開いた。

ねえ、なんでいつもふざけてたの?

通い始めて2年も経った頃、そう言われた。
意外なセリフというか、むしろズバリな言葉に
思わず箸を置いてミサちゃんを見つめた。

“えっ?なんでって言われても・・ “

この時まだ完全にシラフだったのだが、
ミサちゃんとしては私が酔う前に聞いて
おきたかったのだろう。
私はまた動揺してしまった。

なんでって・・楽しむ場所じゃん!?

全く気の利かない言葉を吐いてしまった。
ミサちゃんは明らかに苛立っていた。

・・。もう来週だよね、引っ越すの。私はさぁ、
もっと普通に仲良くなりたいっていうか・・、
そうなれるのかなぁと思ってたんだけど。
残念だったなぁ・・


私にそう告げたミサちゃんは、
スタッフルームに消えていった。
それから間もなく先輩や他の客が来店した。

私はミサちゃんと話そうとしたが、
目を合わせてくれることはなかったし、
声をかけたが無視されてしまった。

それ以降、私は本社移転のことで
本格的に忙しくなりNに行く回数は減った。
ミサちゃんには無視され続けた。

最終日。
やはりミサちゃんには無視され続けた。
今思えば、本当にケツの青い臆病な男だった。
私はミサちゃんに接触するのを放棄した。
どんどん時間は過ぎ、そして。

じゃ、今日が最後という事で・・、
ガンガン歌うぞぉ〜!


とマイクを握りしめ、十八番を全力で歌った。
最後、店のママや女の子達と別れの挨拶をし、
先輩に続くように店を後にする私。

“ミサちゃんは見送ってくれないのか・・”

スタッフルームに入ったまま姿を見せない。
私は最後も諦め、
ミサちゃんに伝えておいて。
“ありがとう”って。真剣にそう言ってたって。


と、ナンバーワンのアキちゃんに
小声で話しかけた。
ミサちゃんを呼ぼうとしてくれたが、
私はそれを遮った。
すると、ミサちゃんが出てきた。
若干、うつむいたまま、

頑張ってね。

ミサちゃんの目は真っ赤だった。

“な、泣いてる!?”

おいっ、行くぞ!何やってんだ!

遠くから私を呼ぶ先輩の声。

ミサちゃん、本当にありがとう。
ずっとアホでごめんね。


本当にクソだった私は、
最後に大きく一礼し、店を後にした。

今となってみれば、私は本当に臆病者だった。
壁を作りすぎていたのだと思う。
≪水商売=男に慣れた女性達≫
だと勝手に思い込み敬遠していたのだ。
もっと視野を広くできていたら
違う結末になっていたかもしれない。
いや・・自分に都合よく思っているだけか?
正直、今でもよくわからない。

しかし、女心に触れた気がすることだけは、
確かだったように思う。

最後までお読み下さりありがとうございました。





≪紹介≫女心を掴む本
女性に「他の男とは違う」とドキッとさせる、
大人の男が実践する気遣いのコツを解説する。
●目次
第1章 大人の男の気遣いはここが違う!
第2章 「大人の気遣い」ができる男の話し方
第3章 「大人の気遣い」ができる男の聞き方
第4章 「大人の気遣い」ができる男の遊び方
第5章 「大人の気遣い」ができる男の人間関係のつくり方


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