私達は近くのラブホテルに入室した。
Cちゃんは部屋に入るなりテキパキと風呂の準備などを始めた。
そんな彼女を見て、私は風俗で出会った頃を思い出していた。
”相変わらずテキパキしているなぁ”と変に感心したのと同時に、
”やっぱり俺は客扱いなんだなぁ。。”とも思った。
ヒデちゃん、お風呂たまったから先に入ってて!彼女は照れながら言った。私は言われるがまま風呂へ。
しばらくすると恥ずかしがりながら彼女が入ってきた。
”店でのプレー時とは違うなぁ、、今はこういうキャラで接客してるのかなぁ。。”私が彼女とHしたのはずいぶんと前の事だ。
彼女のキャラも多少変わってても不思議はない。
私は夢中で彼女を愛した。。。
実は彼女の心には大きな傷がある、、その原因は幼少の頃の環境が影響している。
ひとことで言うと、
”人に甘えることができない”トラウマが彼女にはあった。。私は
Cちゃん、ここに頭をよせて何も考えずに俺の心音を聞いて。。そう言いながら彼女を抱き寄せた。
それからいくつかのことについて話し合った。
ふと気づくと彼女はウトウト、、寝息をたてていた。。
ホテルには宿泊ではなく、休憩で入っている。
私はこのまま彼女と一緒に寝てしまいたかった。
このまま泊まっちゃおうか。私は彼女の耳元でそうつぶやいた。彼女は目を閉じたまま頷いた。
だが翌日の事を考えればお互い宿泊するわけにはいかない。
だが、この心地よい時間を味わいたい。。
気付けば休憩の時間をだいぶオーバーしていた。
時間は深夜2時を過ぎていた。さすがにそろそろ帰ろうと服を着始めた。
Cちゃん、、今日はありがとう。そう言いながら彼女に金を渡そうとした。彼女は
受け取れないよ、、いいからしまって。
私はヒデちゃんの事が好きだから。。好きな人からお金は受け取れない。
”彼女が今まで私に伝えてきた好意は本当だったんだ。。”私の中で上手く整理ができないんだけど、、風俗で働いていながら
付き合うとかってどうなんだろう。。ヒデちゃんに申し訳ないもん。
他の子はそういうの多いけどね。。
とにかく私はヒデちゃんとお金でエッチしたくないの。
ヒデちゃんはね、私を理解してくれる大切な人だから。何も言えずにいた私に微笑んで彼女はそう言った。
私は、彼女を抱きしめた。
これからも俺と会ってほしい。Hではなくまた普通に
居酒屋行ったり、ドライブしたりしよう。そう言った。ここで彼女に”付き合って”と言ってしまうと
余計なプレッシャーをかけてしまうのでそう言ったのだ。
ヒデちゃんのその言い回し、助かる(笑)私の事わかってくれてるね。。(笑)そんなやりとりをしながら二人でホテルを後にした。
私は彼女を自宅まで送り家路についた。
数時間後の朝、彼女からメールがきた。
”ヒデちゃん、おはよ。眠いね~(汗)眠くない?
昨日は楽しかったぁ!また飲みに行こうね!”(まだまだ読みたい方は応援クリックお願いします→
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