私が出会った風俗嬢の中で、
一番奇妙な関係!?になったBちゃん。
店には1年半以上行ってないにも関わらず、
相変わらず彼女は頻繁に電話をくれる。
「ヒデちゃん、今何してんの?」「私今度、〇〇という店に移ったんだけどさ、」「あのさ〇〇を買いたいんだけど、どこがいいかな?」「〇〇って週刊誌から今度、取材を受けるんだけど、、」「今日ついたお客さんがね、、」など、
とにかく仕事の合間や終わりに電話をくれる。
時に電話は1時間を超えることすらある。
お互いの事をほぼ知り尽くしているから、
真面目な事から下ネタまでなんでも会話になる。
「ヒデちゃん、たまにはお店に会いに来てよ(笑)」「店に来させて俺をどうするつもりですか?(笑)」「どうしてほしいのぉ!?言ってみてよ~!(笑)」こんな感じの時、彼女は私のボケを期待しているのだ。
散々ふざけた会話を続けると彼女は満足したように、
「ヒデちゃん、和んだよ。ありがとね、おやすみ。」たいていはそう言って電話を切る。詳細は書けませんが、
仕事やプライベートの悩みを話してくることも、もちろんあります。
風俗嬢に対して、
”たかが風俗嬢のくせに”
的な事を風俗嬢に言ったり、掲示板などに書いたりする客がいますが、、
私自身はそういう事に対しては否定するつもりはありません。
ただ、、本人が望まなくとも或る日、そういう選択をせざるを得なくなり
腹をくくって風俗の世界で頑張っている女性もたくさんいることは
認めていただきたいなと思います。
結婚し子宝に恵まれ、幸せな日々が続くと思っていた。
だが旦那がいつからかギャンブルに溺れ、、
夫婦生活にも限界、、子供を連れて離婚。
女手ひとつで衣食住を確保しなくてはならない。。
男ですら、再就職が困難なのに、
30代の女性が満足に生活できるほどの賃金を得られる職に就くのは
さらに困難を極める。
若い風俗嬢は足を洗える可能性はまだある。
だけどシングルマザーの人は足を洗いたくても
生活に追われ、、風俗をあがることが困難になる。
こういう彼女達を救えるのは、
金持ちで、他人の子供を迎え入れることのできる心の器がある
ホワイトナイトである。だがそんな男はそうそういない。
そのような現実も彼女は受け入れている。
本当に覚悟を決めて、風俗の世界で稼いでいる。
どれだけ嫌な客が来ようとも、彼女は笑顔で接客する。
以前、彼女が毎日のように出勤しまくっていた時期があった。
とにかく仕事に必死という感じ。
私にもほとんど連絡もなく、たまに連絡があっても
バカ話するような余裕もない。。
私は彼女を心配してはいたのですが時々
言葉をかけてもどこか“うわの空”という感じでした。
そんな日々が続いて1か月ほどすぎたある夜、
彼女から電話がきました。
「ヒデちゃん、、、」「どうした?」「もう私、、死にたい。」そう言われた瞬間、私は情けないことに泣いていました。
同情ではなく、親友を失ってしまうのではないか?
という悲しみに近い感情がそこにはありました。
私は彼女をありったけの言葉で説得しました。
どのくらいの時間説得したか定かではないですが、
彼女は落ち着きを取り戻しつつありました。
「万が一、また今日のような気持ちになったら、、
死ぬ前に必ず俺に電話して。。
自分の気持ちに嘘つかずに“死にたい”と言って。
俺が全力で阻止してやるから(笑)」「ヒデちゃん。。。」というようなことも過去に1度だけありました。
今の彼女は時に心も体も休ませることも必要だと実感したようで、
“死にたい”と口にすることはなくなりました。
「ヒデちゃん誕生日いつだっけ?」「〇月だって何度も言ってるじゃん!(笑)」「あっそうだったっけ?〇月じゃなかった?(笑)」「もう何月でもいいからさ、何かくれよ(笑)」そんな下らない会話ができている関係が私的には微笑ましいのです。
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ナンパ無双と申します。
風俗嬢はホントに大変な商売なんですね・・・
風俗嬢にもっと敬意を払おうと思いました。
私のブログもぜひご覧になってください。
初めまして
嬢といえど女の子。
大切にしてあげたいものですね。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見させていただきます!
コメントありがとうございます。
こんなブログで良ければいつでも(笑)