「ヒデちゃん今日何してんの?夜会わない?」
これまでに何度か彼女の方から、お誘いされた事はあったのですが
具体的にいつ、という誘いではなかったこともあり、
私は誘われる度に、受け流してばかりいたのですが。。
私は彼女が具体的に”今日会おう”と言ってきたことに
内心驚きつつも、
「いいよ。場所はどの辺がいい?」
と言葉をかえしました。
するとBちゃんは、
「そんなに時間があるわけでもないからさ。
ヒデちゃん、これからウチまで来れる?」
私はまたまた内心驚きつつも、
「いいよ。〇〇駅のとこだよね?」
そして車でBちゃんが住む最寄駅へ。
到着した旨をメール。数分後、
彼女はスッピンで私の前に現れました。
「ヒデちゃん来てくれてありがと。お茶する時間ある?」
二人で駅近くの喫茶店へ。
これまで電話やメールなどはお互いかなりしていたものの、
直接会って話すのはなんだか不思議な気もしました。
恋愛、仕事、現在から将来の事まで話は尽きませんでした。
あっという間に2時間ほどが経過しBちゃんが、
「私そろそろ家戻るね。今日は来てくれてありがと。」
いつもは強気な彼女がなんだか女の子らしくて、
くすぐったい気持ちになりました。
「たくさん話ができて、楽しかったよ。じゃ帰ろうか。」
するとBちゃん、
「あのさヒデちゃんにこれ買ってきたんだけどさ、
良かったら使ってくれる?」
そういって私に手提げ袋を差し出してきました。
「えっ?何?いいの?ありがと。。」
彼女は私にかわいい食器をくれました。
食器の箱にはオルゴールが付いていました。
私が彼女にお礼を言いつつ食器を眺めていると、
「いつもヒデちゃんには愚痴や相談ばかりで、、いつもありがと。」
そして彼女を家まで送り、帰宅したのですが、
帰宅したと同時にBちゃんからメールが。
「今日はありがと。これからもよろしくね。」
源氏でない素の彼女がとても魅力的に映った一日でした。
― 続く ―
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